空と雪と葡萄色

PC版スカイリムの妄想ロールプレイ日記置き場

04話 - ブリーク・フォール墓地(1) 

私達は夜も明けぬうちに再びリバーウッドに向けて出発した。ホワイトランの兵士が先行してくれたおかげもあってか、途中狼に襲われることもなく、朝にはリバーウッドに到着した。宿で朝食をとった後、探索中もしものときのために薬を買っておこうと雑貨屋リバーウッド・トレーダーに立ち寄ることにした。店内に入るとなにやら揉めている人達がいる。「誰かがどうにかしないと!」「駄目だと言ったろ!冒険も、芝居も、盗賊を追いか...
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03話 - 嵐の前(2) 

食事を終え、一息つきながら明日のことを考える。ホワイトランへの道順は教えてもらったけど…私一人で大丈夫かしら。ハドバルは私に命の恩人だと言ってくれたけど、本当はそんなことない。正直彼がいなければあの洞窟を自分だけで脱出するのは不可能だった。剣は重くて持つのが精一杯だったし、魔法も忘れてしまったのか扱えるのは炎や雷撃、それと回復魔法くらい。記憶を無くす前は一体何をして生き延びていたのだろうか、不思議...
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02話 - 嵐の前(1) 

「早くしろ、砦の中で自由にしてやる」私は帝国軍のハドバルについていくことにした。「生き残ったのはどうやら俺達だけのようだな。あれは本当にドラゴンか?終末をもたらす者なのか?」「わかりませんが…少なくとも私はあのドラゴンのおかげで命拾いしました。あの…どうして助けてくださったのですか?私は囚人なのに…」「そうだな。…リストに載ってなかったから。もしかしたら捕まえる必要のない人間だったのでは、と思ったんだ...
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01話 - 解放 

うっすらと目を開けながら状況を把握しようとする。記憶がない。私が何者で、どんな経緯で今こうして馬車に揺られているのかまったく思い出せない。その記憶喪失も自分の事柄に関してだけ…。メルヴィナというおそらく自分の名前だけを残してすっぽりと、まるで意図的に消し去られたかのようだ。「おい、そこのあんた。やっと目が覚めたか。国境を越えようとしていたんだろう、違うか?俺達やそこのコソ泥と同じで、帝国の罠に飛び...
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